揺れるように

ソロ活動の記録とひとりごと

苦行の終わりを感じる冬

 

 

 

 

最近の若い子、あまりスカートを履いてない説。

 

うちの従姉妹(LJK・18歳)をみてても思うんだけども、今もしかしてパンツスタイルもわりと流行ってるの??

私が十代の頃なんか、ずっとデニム履いてたら当時の彼氏から「スカート履いてよ!頼むよ!」とか言われるくらいには年がら年中デニム履いてる人間の人権はなかったのに…。。

ていうか、当時はお洒落な子はワンピースやスカートが多かった気がする。

けど、今の十代の子、わりとパンツスタイルが多いと思う。

 

思い返してみれば、私が学生の頃と今の若い子たちの「可愛い」の認識って全然違うと思う。

小悪魔アゲハが爆流行りし、ミニスカートに黒のハイソックス、盛りメイクになんやかんやの私の時代の「可愛い」って、今の若い子は全然やってないと思う。

今流行ってるアイドルを見ても感じるけれども、今の若い子にとっての可愛いっていうのは、私たちの頃の可愛いと全く違って、ナチュラルで可愛くて綺麗で細くて、あの時代の可愛いの概念とは全然違うものである。

私が感じていることだからそうではないこともあるだろうけれど。

タバコやお酒が「かっこいい」の基準から外れたように、時代は変わるんだなあ。

 

一昨年、執着していた仕事を手放してから、そういう「これはもう終わったんだ」という気持ちを痛感することが増えた。私も歳を重ねたんだなあという気持ちになる。

歳を重ねることで私は個人的に、「若さ故の嫌な思いをすることが減った」と思う。

なぜなら、自分よりも若い人がいるからだ。

私に無意識に向けられていた嫌な目線が格段に減ったように思う。

それでもまあ、たまには「やべえあぶねえ」みたいな目にあうので、物好きはいるから気をつけなさいという気持ちである。

歳を重ねるとこんなに生きやすくなるなんて…。

元来ちやほやされたいとかそういう欲もないので、もうとにかく快適に過ごしている。

生きているだけで勝手に付加された「若い女」のラベルが剥がれることがこんなに快適な生活をもたらしてくれるなんて。

若い女であることで特に楽しい思いや良い思いをしていなくて、むしろ嫌な思いばかりしてきた身としては、どんどん若くなくなるので最高だとしか言いようがない。

生きづらさを抱えている人は若いうちに自殺とかしないでとりあえず騙し騙し35歳くらいまで生きてみると生きやすくなるよ、というのを聞いたことがあるけど、これの効果も期待しているので、三十代がめちゃくちゃに楽しみである。

 

アラサーの枠に入った時、若さにこだわっていないような友達から「アラサーになっちゃった😢」というメールがきたことがある。

そういうの気にするんだ、と意外に思ったことと、私が「やっと二十代後半いええええい爆嬉爆喜💥🌋」と思っていることが一般的ではないのだなと感じた。

 

歳を重ねるのが嫌な人は、若いうちからそれなりに人生が楽しかったんだと思う。

私は若いうちに楽しいことがほぼなかったし、毎日生ゴミと洗剤でも食べてるのかというほどに人生1日1日が楽しくなかったし体調も悪かったので(実際はきちんとご飯食べてました、比喩です)、これからの人生に期待しかない。

これからやっと楽しく生きられる、という希望がめちゃくちゃにある。

楽しく生きるために変えるところはたくさんあるけど、それもひとつひとつが楽しくて、苦しいなんて思うことはあまりない。

 

何を書きたかったのかというと、私にとっての「若い頃」が終わりを迎えようとしていて、それは苦しい思いをした時期の終わりのようなものになりそうなことだ。

今後、いろんな人のいろんな生き方が認められて、多様性のある社会になると思う。

そうなってくれたら、過去の私のように、強要されてスカートを履かなければならなくなってしまう女の子も少なくなるだろう。

私は今、無理やりスカートを履かなくなって、生きるのがとても楽。

やりたければやればいいし、やらないならそれでいい。

多様性って、「他人のことを勝手に枠組みに入れないこと」がまずスタート地点にあると思う。

それから、相手を否定しないことや認めること。

様々な人がいて、様々な生き方があって、それを「そうなんだね」と受け入れること。

当たり前のように感じられるけれども、それが意外と難しかったり、多種多様な人間一人ひとりを分別したがる人もいる。

スカートを履いてほしいと意に反して言われたり、強要されたり、それが結婚出産というデリケートな話題にまで及ぶことがある。

そういう「こうしなければならない」「こうするのが幸せだ」という大きな壁のようなものを、次の時代の若者たちがぶっ壊すような気がしている。

というか、もう若くもなくて勢いもない三十路手前の女はそんな大それたことができないので、若い衆に任せて、やっていただくのである。

 

街で見かける可愛らしい女の子たちがタイトなパンツを履いていることも、それが当たり前のお洒落であることも、それを認められる世界であることも、私にとってはひとつひとつが嬉しいことで、同時に私自身も生きやすくなっている。してもらっている。

どう頑張っても私が変えられないものを、今の若い子たちがするんと変えてくれて、それがひとりひとひにとって呼吸のしやすい世界を作るのは目に見えている。

私がどう足掻いても楽しく過ごせなかった若い頃はもう終わるし、苦しんだ若い頃が終わったら次は楽しい三十路ライフがやってくる。

 

好きな服を着て、好きなお化粧をして、好きな髪型にして、好きなマフラーを巻いて、好きな人と一緒に過ごして、好きなように生きていくぞ!wonder!